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効果的な勉強方法① 分散学習がおすすめ

勉強の方法について悩んでいませんか?しかし、学校や塾の先生に聞いてもイマイチいい答えが返ってこなかった、という方も多いはずです。今回からは効果的な勉強方法について解説します。一連の記事は、『認知心理学者が教える最適の学習法』という書籍に基づいています。



まずは、いわゆる「一夜漬け」はNGです。これは多くの方も聞いたことがあるのではないでしょうか。たとえばテスト直前に5時間ぶっ通しで学習した場合と、1時間ずつ5日間にわけて勉強をした場合、効果的なのは1時間ずつ5日間にわけて勉強をした場合です。一気に頭に入れた情報は、忘却するスピードも速くなってしまうため、結局は「身につかない」勉強をするだけ時間のムダ、というわけです。さらに、睡眠時間が1,2時間削られるだけでも学習効率が落ちることが知られています。全体としても効率が下がるため、長い時間勉強しているのに効果が上がらない、「コスパの悪い勉強」に時間をとられてしまうわけです。


実際の実験では、わずか2日後には1度しか勉強していない人と、一夜漬けで勉強した人の成績は変わらなかった、という結果が出ています。一方、「分散学習」をした人は約1.5倍の正解数でした。


では「分散学習」とは何なのでしょうか。非常に単純で、勉強をわけて、タイミングをずらして行う方法です。現在の研究でも、どれくらい空ければ最も適切なのかはわからないのですが、少なくとも1日空けて取り組めばよいでしょう。

よりよいやりかたとしては、1か月や2か月前から計画的に分散してやる方法です。定期テスト対策の場合、生徒側がどこまで学習するのかをはっきり予定を立てることは難しいですから、おすすめは「授業のちょっと後に復習」勉強法です。授業を受けた後、何も復習しないよりかは復習するほうがよいに決まっていますが、それを1日2日程度あけて復習してみましょう。


iQuestでは塾代もコスパを重視していますが、生徒が勉強だらけで好きなことや部活ができない、「がり勉」になってしまうことはいいと思っていません。コスパのいい勉強スタイルも取り入れて、人生を楽しみながら、勉強でも成果をあげられる生徒を育てます。

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