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効果的な勉強方法③ 検索練習で記憶を掘り出せ!

前回は「精緻化」について取り上げました。今回は実は既にやっているであろう「検索練習」という勉強方法を紹介して、日々の取り組みが実は意味がある、ということを知ってもらいたいと思います。

一連の記事は、『認知心理学者が教える最適の学習法』という書籍に基づいています。



普段、お子様はどのような勉強スタイルをしているでしょうか?教科書を読む、ノートを見返す、などの方法は、実はとても「心地よい」のですが効果は低いので要注意です。なぜなら、同じものを何度も見返すうち、見覚えがあって前よりもわかった気になってしまいがちだからです。


「検索練習」とは、学んだことを記憶から引き出してそれを考えること、です。日々の生活の中でも取り組んでいそうですよね?例えば小テスト。習ったことをもう一度記憶から引き出して問題に取り組みます。ところが、小テストで点数が悪いとなんだかできていないことを指摘されるようでいい気持がしない、という子も多いはず。しかし、そのあとにきちんと正解や解説のフィードバックがあれば、実は教科書やノートを眺めるだけの勉強よりも定着率が高いのです。演習問題に取り組む、なども小テストと近い検索練習の仕方ですね。


おすすめは、コンセプトマップをつくる、というもの。重要な単元などでは取り入れてみるとよいでしょう。小学校の単元などでも、これだけ広がるものです。




おさえておいていただきたいのは、必ずしも「わかった気になる」気持ちいい勉強法が必ずしも定着につながるわけではない、ということ。多かれ少なかれ検索練習の手法はふれているものです。しんどいな、小テストへこむな、だけでなく、実はとっても役立つ勉強法なんだ、と知っているだけで自信が出ますね!


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