文部科学省による令和4年度の調査では、小中学校の不登校の子どもたちは、合計30万人(約3.2%)ほどいるそうです。高校の生徒たちでも、約6万人(2.0%)が不登校の状態にあります。少子化だと言われている中で、36万人も不登校の子どもたちはいるのです。そう考えると、全く珍しくないある意味当たり前のこと、ともいえます。
理由は様々でしょうし、中には深刻な状況にある人もいるかもしれません。今回は、私自身がもともと学校の先生だったという視点からお話をしたいと思います。
まず、学校の先生になる人と言うのは、自分が生徒の時に比較的「おりこうさん」だった人や、学校生活を楽しめた人が多いです。そのため学校を全面的に良いものだ通うべきものだと言うふうに捉えている先生が多いように思います。
しかし、その先生たちが子どもだった時と比べて、今はいろんな選択肢があります。そもそも学校に毎日あんなに長時間通う意味は何なのでしょうか?7年以上先生をしていた私にも、明確な答えはありません。きっと並の先生であれば、学校は通うものだから、と言ってしまうのではないでしょうか。
学校に通う意味がないと言っているわけではありませんが、学校は、ある種とっても「変な」場所です。同じような地域に住む同じ年齢の子どもたちが集まって、同じ時間に同じ教育を受ける、社会に出れば、そのような画一的な事はほぼありません。ある意味で不自然な場所なので、馴染めない、というのもある意味当たり前のことなのかもしれませんね。
iQuestでは、不登校の事例も多数対応してきた元教員が指導を行っています。不登校の時には未来が暗く見えてしまったりするもの。悲観することはありません。お悩みの方はぜひ一度ご相談に来てください。
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